助成金とは？

助成金とは、国や自治体から支給される支援金であり、大まかに分けて厚生労働省が中心となってハローワークや雇用能力開発機構などが公募をしている雇用関係の助成金と、経済産業省が中心となってその外郭団体や都道府県が公募している研究開発関係の助成金があります。
公的融資とは違い助成金は返済不要であり、国からの助成を受けることにより会社の信用性も高まります。
助成金の多くは雇用支援や子育て支援など、従業員がより働きやすい環境をつくるためのものが多く用意されています。様々な助成金を上手に活用することで、従業員のための制度を充実させ、従業員満足度の高い職場を作ることにもつながります。

助成金の種類

雇用関係助成金

雇用関係の助成金の主な財源は雇用保険であり、受給には雇用保険に加入していることが前提となります。
主に人材育成や障害者の雇用、福利厚生の充実などが助成金の対象です。
受給条件を満たせばほぼ支給されますが、雇用関係の助成金は雇用の前に申請が必要だったり、社会情勢等により内容や条件が変わっていたり、新しい助成金ができたりしている場合がありますので、前もって最新の情報をを調べておくことが大切です。

研究開発関係助成金

研究開発関係の助成金は主に経済産業省やその外郭団体、自治体などが公募しているものであり、補助金とも呼ばれます。
主に新しい製品、技術、サービスの研究開発、創業のための助成金で、雇用関係の助成金と違って公募期間が短く、審査があり、申請しても必ずしも受け取れるわけではありません。
事業の内容を事業計画書や面接などで審査し、その中から選ばれた企業が受給する権利を得ることができます。

助成金を受け取るまでの流れ

助成金の相談・ご提案

助成金には多くの種類が存在し、その中から自分の会社に合った助成金を探すのは時間と手間がかかります。
弊所では、その中からどのような助成金が支給対象になるのか、申請の要件として何が必要なのかなど、助成金に関する様々なご相談をお受けしています。
助成金は、支給制度や支給要件等が毎年頻繁に変わります。 どの助成金なら申請・受給できるか、最新の情報を踏まえ、各企業様に合った助成金を提案させていただきます。

なぜ、社会保険労務士に依頼するの？

助成金の申請を検討するときには、様々な要件や、どのような申請書類が必要になるのかなど、細かく確認しなければいけない項目が多く発生します。
行政機関へ何度も足を運んでも、書類に不備があると助成金は支給されません。
このような様々な書類の準備をはじめ、煩雑な申請手続きや提出代行、補助金の審査を通過するためのアドバイスなど、支給までの流れを全面的にサポートさせて頂くのが、社会保険労務士です。